2019年11月30日

タイトルをつけるほどのこともないけど、言いたいことはいっぱいある

令和元年の11月も今日で終わろうとしております。
今月一瞬で過ぎ去ったなー、
と、モーニングセミナーに行ったあとで振り返り。
そして来年のことを考える。

百貨店の催事に今月は2回参加しておりました。
それもあってバタバタして店舗にはほとんど不在やったんですが、
店舗はスタッフが頑張ってくれたおかげで通常営業も続けれました。
ありがとうございます。

催事、難しい。
今年の春先に出店したときは割りとうまくいったのでぶっちゃげ油断してましたね。
こんなにも売れんもんかなと。
まぁ平日昼間にビールが飛ぶように売れるのもどうかと思うんですが、
初めてクラフトビールってものに触れる人たちに飲んでもらうのってやっぱり大変やなと。
いや、もう、とりあえず生、で飲んでもらうのがいかにすごいか。
とりあえず、やもん。
とりあえずピルスナー。とりあえずペールエール。とりあえずヴァイツェンボック。とりあえずベルジャンゴールデン。

勉強になりました。

催事手伝いにきてたスタッフが面白いこと言ってて、
店舗でやったらみんなあんなにビールいっぱい飲んでくれて、説明したり勧めたりしたらら喜んで飲んでくれる。
それがどんだけありがたいことなのか身に染みた、早くお店で接客したい。って。
ほんまそれよなー。わざわざお店に来てくれて、ビールいっぱい飲んで帰ってくれるお客様のありがたさ。
飲食店としても、ブルワリーとしても、まだまだ、あぐらどころか正座してもあかんかった。
必至で走り回って知ってもらわないとだめだわ。

色んなブルワリーの人と交流できたのも、スタッフにとってはいい刺激になったかもしれません。
新興ブルワリーも多く出店されてましたけど、ちょっとずつ世代交代が進んでるかな?
醸造やってる人も若い人が増えてきて、イベントでも顔になりつつあると思います。ちょっとサークル感あるけど。
本読みました、とか、ブログ読んでます、とか声かけてくれることも最近ちょくちょくあります。
ありがたいですねー。あんまりソースがないんですよね。一般向けにはあるんやろうけど。

今年色々準備してきて、
来年は次のステージに向けて動いていきたい。種まきばっかりで収穫が出来てない。笑
自分にしかできないことが、少しずつ見えてきて形になってきてる気がします。
具体的に書きたいけど、まだちょっと水面下。色んな人に協力してもらいたいから、改めてお知らせします。
来年はもっと情報発信できるようにしたいな。

でも、ビールも作りたいんだよなぁ。
ホントは料理もしたいし、サービスもしたい。美味いなこれって言わせたい。
そーゆーの当たり前に普通にあるようにしたい。うまい料理と酒と、気分のいい場。普通やけどそれが一番難しい飲食店。

今年もあと1ヶ月。がんばろ。
posted by koji at 08:23| 大阪 ☀| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月24日

臍噛むクラフトビール

9月10月で色々ありまして。
思いのままに書きなぐります。

AI×哲学×デザイン
これは主にプロダクトとしてのデザインの話
ブランディング=物語と定義したときにデザインとは
デザインは時代によって、機能性と嗜好性を行き来する
では、クラフトビールは何か?嗜好性が強いはずだ。
嗜好性が重視される世界は、潤った世界。富んだ世界。
大手ビールは果たして貧しい世界に対して機能としてのビールを提供していたのか?
逆にクラフトビールは嗜好性だけのために存在しているのか?
大手ビールが、スカッとしてほどよく酔っ払うためだけの機能性を求められていたのだとしたら、
より安価な発泡酒やその他ビール類が幅を利かせるのはしかたない。
では、クラフトビールは嗜好性だけのために存在すればいいのか?
機能性と嗜好性が時代によって変わるのは、世間の富によって変わる?
プロダクトとしてクラフトビールは、果たしてプロダクトで終わってしまうのか?

飲食マネジメント
飲食はより混沌としている。
外食は年々市場が縮小していて、中食に押されている。
外食の価値とは?
食事を摂るためだけなら中食でいい。クオリティに大差がない。
外食の価値は体験でありコミュニケーション
そこに来ないと得られない価値
その価値は外貨を払わずとも伝えられる

大阪におけるクラフトビールとは
認知されてない。ただただそれに尽きる。
知っている人だけでやーやーいって成り立つような市場規模ではない。
もっと知ってもらうには?もっと飲んでもらうには?
フレッシュホップと言ったところで、それに何の価値があるのか?
ビールが何で出来ているかも知らず、
ホップがどんなものかもしらず、
そのホップがフレッシュか否かでどうちがうか、誰もわからない。
それは主催も企画も運営もよくわかってないような状況で、
どうやって市場を教育できるんだろう
美味しいですよ〜といったところで、
美味しいのは当たり前だ。だれも不味いけど良い物を求めたりしない。
モノ消費からコト消費になったと言ってるだけでシフトアップしたつもりになってないか。
そもそもコトはモノより伝わりにくく不確定なものだから。
ハリボテはすぐに剥がされる。

東京の大手コンサル会社のクラフトビールセミナーにて
年商1億円、営利20%が今なら達成できるという触れ込み
これは、10%本当で、90%まやかしだ
1億売って20%の営利を得るのは不可能ではない
でもそれは、だれでもできるようなビジネスではない
年間20KLが最大のブルワリーで1億売るには7〜8割の売上を飲食で上げる必要がある。
それができる飲食店のマネジメントとは?そこは無しに語られる
地方でクラフトビールを高品質で作れば売れるという言い分には、
今まで売りに苦心した業界の人たちは苛立ちを覚える。

クラフトビール市場は、本当に成長市場なのか?
俺個人としては、完全に否。大手コンサルが入ってきたからなおさら思う。
そもそもクラフトビール市場がビール市場の何%まで拡大するのか?が重要と思う
クラフトビール市場の拡大は大手ビール市場をどれだけ喰っていくか、でしかないのだ。
都心部だろうが、地方だろうが、既存のビール市場を侵すことなくクラフトビール市場がシェアを広げるなんてありえない。
だからみんな、少なく見積もるし、現実的でない数値をおっ立てる。

クラフトビールでビジネスしてるんだっていうと、それだけでなんかイケてる感じ
んなバカな!斜陽産業でニッチなことしかできない社会不適合の人間がいっぱいいる、そんな感じ

悔しいからもっとビール作ってもっと飲ませるしかない
posted by koji at 19:43| 大阪 ☔| Comment(0) | フード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月05日

ポストキャピタリズムのビール

前回ポストに引き続き。

ポストキャピタリズムの世界でのビールとは

限界費用ゼロに近づいていく
ブルワリー設備自体の建設、設置が、機械化によって安くなる。
AIやオートメーションによる農業の発展で、
麦芽やホップの栽培も簡単に安くできるようになって原料コストが下がっていく。
仕込作業や発酵管理も、プログラム化、オートメーション、IoTによってオートメーションされて人の手がいらなくなる。
(これは一部はすでにそうなってる)
自動運転技術で、輸送コストも大きく下がる。
なんやかんやでとっても安くなる。
(酒税はどうなる?)

レシピやノウハウのオープンソース化。
情報の民主化によって、クオリティの進化が加速する。
情報技術の発展によって水平展開されることで世界中でどこでも美味しいビールに出会うことができる。

プロパガンダの消滅
倫理的な正しさが選択される世界では、大手ビールメーカーの寡占市場は規制される。
情報の非対称性もなくなるため、ピルスナーしか飲めない市場から民衆は解放される。

コモンとしてのビール
資本としてのビールではなく、資源としてのビール?
民主的に管理、発展されるビールは、消費のために生産されるわけではない。
嗜好品として所有、囲い込みするために存在する必要がなくなる。
人間にとって必要なビールとはなにか?
ビールを消費することだけが目的でなくなる。
ビールを作り、飲むことが幸福や人生の充足になるような体験に変わっていく。

倫理的に正しいかどうか
ビールが生産されて消費されるまでに、どれだけ自然環境に負荷があるのかが問われる。
フードマイレージや大量生産大量消費の見直し、労働環境の改善。

これらの上で、
働くとはなにか?が問われるようになる。
人々の能力や才能を最大限活かしているか?
ビール製造のような単純作業の多い仕事は、ともすればブルシットジョブ(=クソくだらない仕事)になりはしないか?
どのような仕事(という概念があれば?)があればポストキャピタリズムで人々はより発展することができるのか?
資本主義が機能しなくなったあと、市場の競争はなくなる、貨幣さえないかもしれないという前提で、民主化されたビールはどんなビールになるんだろう。

なんかちょっとわからんくなってきた。笑
まとめます。

倫理的で持続可能な社会。(SDGsが現在の資本主義を前提なら難しそうだが?)
技術の発展で色んな仕事が淘汰される中で、
衣食住に関わる大量生産大量消費という資本主義は形を変えざるを得ないと思う。
ビール製造も、工業的に発展する限界がきっとどこかにある。
世界中のどこにいてもなんでもすぐに手に入るという環境では、
モノ自体にどれだけの価値があるんだろう。代替品もすぐに手に入る。
ブリューパブも技術によって形は変わる。
逆説的に、自分のやっているローテクブリューパブがどんな役割になるのか?
ビールというモノを、パブを触媒にして非物質的生産に化学変化させる。
フラット化で世界はとんでもなく狭くなったけど、
実践的倫理はローカルからしか広がらない気がする。社会運動だってきっとそうだろう。
リアルで人が集まって、コミュニケーションが生まれる非物質的生産の場。
その場が面で広がるようなブリューパブ。
そういうのがやりたい。

さて、今からフレッシュホップビール仕込!
今日もおもしろくなりそう。

posted by koji at 18:35| 大阪 ☁| Comment(0) | フード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月04日

未来への大分岐に資本主義はどうなるのか というか自分はどうするのか?

気付けば9月になって、誕生日も過ぎ去りました。
36歳年男。このブログも276ポスト、15年目となりました。

で今回はリーディング。



いやーぶっちゃげ良かった。色々自分的にツボの多い内容でした。
このブログで今まで取り上げてきた本のジャンルをご存じでしたらわかってもらえるかと思いますが。

なんか気になったところ引用しまくってたらネタバレみたいになってしまったので、
細かい内容は追記部分に記載します。気になる人は追記開いてください。

このブログ始めてから色んな本読むようになったけど、
30歳すぎくらいから読んでるのは世界の貧困問題とか格差問題、レントシーキングの内容が多い。

去年、2回目のマンハッタンに行って、タイムズスクエアを訪れた時の気が狂ってる感を思い出します。
ハイパー消費社会のテーマパークみたいな交差点が存在すること自体に異常を感じたんやけど、
それが当然のように存在するって、資本主義の終わりってことなんやなって、この本を読んで腑に落ちました。

2006年にウェブ進化論やザ・サーチを読んだときの気持ちが、この本でも感じられるけど、たった十数年でこうも変わるものかと。
不思議な感覚です。

この本を読んで思い出すのは、
一つは、攻殻機動隊。
AI、ロボティクス、情報技術の発展の末にある世界の在り方を、あの時代にあんな風に描けた士郎正宗氏の素晴らしさよ。
そしてその先に行き着くテーマが、人間とは何か?という普遍的倫理にまで及ぶという。
この本の4人の識者が今になって言ってるようなことを1989年に漫画にしちゃってるという。

もう一つは帝王学。
これはふと思っただけやけど、指導者が倫理的に正しくないことをどうやって諫めるのか。
本書では、トランプ氏もプーチン氏も安倍氏もけちょんけちょんに言われてるわけですが、じゃあなんで彼らは各国のリーダーであり続けていられるんだろうか。
帝王学は民主主義じゃないわけだけど、現代だって民主主義は機能してると言い難い。
皇帝には諌議大夫というストッパーがいたけど、現代の選挙はどうもその機能を果たしてない。帝王学の本には、大衆こそが史上最悪の暴君になるかもしれないと指摘があった。なんの、その通り。倫理なく責任を感じない大衆が参加する民主主義が機能するはずがない。


この本の締めくくりとしては、
我々民衆の一人一人が倫理的に正しく物事を判断するようになって、普遍的な正解を選択できるようになる必要がある。
それを、諦めずに声に出して行動していけば、資本主義も民主主義もアップデート、次元がシフトアップできるよ!がんばろうよ!
って感じなんですが、、、
言うは易し。なかなかに恐ろしいタイトルの本書ですが、人類がその恐ろしさが身に染みるのは本当に世界が終わるときだろうって気がする。
さて、自分は何をしようか。
諦めて、人間みんなが終焉を迎えるまで搾取する側になる努力をするべきか。こういう選択を考えるとき、選挙だけの民主主義の不毛さをいつも感じます。
みんなでやらなきゃいけないからねぇ。。。香港のデモも、タイムリー。

自分はどうするのか?ではなく、どうしたいか?か。

長くなりそうなので、前編後編に分けます。


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posted by koji at 18:17| 大阪 ☁| Comment(0) | フード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月13日

フレッシュホップの価値

IBUってもうずいぶん昔の基準だし、
ケトルホッピングにしか使えない数値だから現代のビール製造では参考程度に


「IBUってすごい大事だと思うんですが」と発言した関西のホップヘッズ代表に対して回答したキリンのホップ博士の金言


梅雨入りが遅くてまだまだジメッとした大阪。
毎年7月はちょっと忙しいような気がするけど今年はどうだろう。

大阪でもホップが育つ!
となって、うめきたを中心にホップの輪が広がってきて3年?
都市型のブリューパブとして、そのホップを使ってビールを作ろうという取り組みの一端に参加させてもらってるわけですが、
そもそもフレッシュホップに対しては懐疑的なんです。
(あんまり言ってないけど。笑)

ホッピングが苦手なので、
関西ブルワーズの勉強会でフレッシュホップのセミナーがあると聞いてひっさびさに参加してみました。

ホップって奥が深いなぁとは思いますが、国産ホップそのもののクオリティの評価むずかしい。
大手の取り組みや技術とか研究とか企業努力ってやっぱすげーなーって思うセミナーでしたね。
ペレットホップを自社でさらに粉砕して抽出効率上げてる話とか、へぇーーーーって感じでした。
ホップ博士に至ってはもはや(超ポジティブな意味で)変態。
でもこういう研究とか開発ができるのも、大手が生産性を高める努力をしてるからなんやと思います。
うちらのようなクラフトビールがなんで高いのかって、
そりゃもう一言でいうと非生産的だからです。決して、美味しいから高いわけじゃない。
これってすごい重要なことじゃないでしょうか。

いや、もちろん超絶うまいクラフトビールはいくら高くても飲もうってなります。
そういうビールもあるし、それはそれでいいと思う。でもそういうマーケットってどんだけあんのということ。

美味しいってかなり主観的な基準で、どちらかと言えば、好きか嫌いかのもんなんやけど、それが一律高いっていうのはなんでやねんというと生産性の話になってくる。

で、ホップの話に戻るんやけど、
フレッシュホップを使うビールってすごい非生産的なんですよね。効率悪い。要するにコストがすごいかかる。
そこに、
フレッシュホップ≒美味しい!≒高い!
ってしちゃうと、なんかおかしなことになるよなって思うんです。

今日は朝から経営者セミナーに参加させてもらって学んで来たんですが、
自分の個性(たち)を働かせる、という内容でした
「強み」と「価値」は似てるようでちょっと違うというお話やったんですが、
フレッシュホップを使ってますよ〜〜〜っていうのは自分にとっての強みでしかまだないんですね。
それが、ユーザーにとって価値があるって認めてもらって、初めて意味があると。

フレッシュホップの価値ってなんやろうと思うんです。
「美味しさ」じゃなくて「楽しさ」のほうが伝わるよなって。

そんな風に思うのは、ホップの取り組みをこの3年間一緒にさせてくれてる皆々様のおかげ。
感謝。

ホップを育てて収穫して、うちで一緒にビールを作って飲んでくれる人たちは、
たぶん、
ビールの美味しさそんな細かくわからない。笑
でも、めっちゃ楽しそう。笑

フレッシュホップに限らず、クラフトビールの価値、ブリューパブの価値ってやっぱりそこになってくると思う。
もちろん生産性を上げる努力はしないといけないし、
美味しいクラフトビールを作り続ける努力はしないといけない。
それはメーカーとして絶対必要な部分。
やけど、それをどうやって伝えるのかとか、感じてもらうのか、楽しんでもらうのかをもっと突き詰めていきたいと思った7月。

ブルワーの勉強会も、技術的なことや税法務的なことだけじゃなくて、
もっとプロモーションとかブランディングとかデザインとか、マーケティング的なこともやってくれたらいいのになぁ。
っていつも思います。
どう作るか、だけじゃなく、どう伝える(売る)のか、製販一致の両輪、ブルワーも学ぶべき時代やなと。

まぁだいたいこの勉強会に行ったあとはこういうこと書いてますねこのブログ。笑
posted by koji at 12:44| 大阪 ☔| Comment(0) | フード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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