2020年07月20日

テキスタイルデザインに見るクラフトビール

気付けば4ヶ月未更新。
コロナで大打撃を受けた4月5月からの6月も鳴かず飛ばずで7月になってウィズコロナ真っ只中です。
色々ありますね。
飲食に限らずサービス業全般はもちろん、
ここから経済がどうなるかわからんなぁと思いながらも、
それでも自分たちがどうやって生きていくのか、
模索しながら軌道修正しながら強制的に変化していく日々を生きてます。
みんな一緒ですかね。

クラフトビールも、今までイベントとビアパブ頼りだったしわ寄せが押し寄せてるようです。
うちも早々にクラウドファンディングに取り掛かって、
おかげさまで1000%達成。皆さんのたくさんのご支援によって生かされた数ヶ月でした。
自粛生活でみんなが宅飲みオンライン飲みを試みてくれたおかげで、
やっぱパッケージ商品もあったほうがええよねぇ。ってなります。
今までお店に来てもらってサーバーから出てくるドラフトビールに執着してやってきましたが、
クラフトビールをもっともっと飲んで知ってもらって楽しんでもらうために、
自分たちができることはもっと前向きに取り組んでみようと思います。
それについてのプロジェクトも、もうちょい進めばお知らせしようと思います。

テキスタイルデザインって、要するに布地のデザインなんですが、
知る機会があって自分の中で面白かったのでまとめます。

テキスタイルデザインって今までよくわかってなかったし今でも別にそんな知りませんが、
模様のパターンのデザインから、素材、加工方法、配色に至るまで実は仔細に設計されてることを知りました。
そしてそれをどうやって量産するのか、という点がすごくクラフトビール的に似てる感覚。
パッと見てすごくシンプルな丸の連続する柄でも、
そのデザインにはすごく細かな思想や哲学が盛り込まれてる。
この細部にこだわる仕事感ってすごいなと。

クラフトビールもレシピを設計してもっと良いものを、と思うとすごく細かな仕事の積み重ねが必要。
さらにそれを設計通りに作る作業も細部にこだわる。
さらにさらにそれを量産し続ける努力、業務改善、新技術の導入をして生産性を上げてより良いモノを作っていく。
テキスタイルデザインもクラフトビールも同じ。
だからこそコストがかかるという点も。

もちろん徹底的にコストを下げて工業的に簡単に作ることもできる時代だけど、
それは大手のやり方。大量生産大量消費には犠牲になるものも多い。
どんなものづくりも一緒なんや。

ものづくりはやっぱり、長く愛される、というコンセプトが欲しい。
ビールは飲んで短期間で消費されるものだけど、同じデザインの息が長い商品を作りたいという気持ちが造り手には必要。
今の流行りのクラフトビールには、一過性の刹那的なデザインが目立つ。ような気がする。
100年愛される商品やブランドを作るには?
クラフトビールを生活必需品にしたい、という自分の想い。
やっぱり細部にこだわる仕事がしたいなぁと。
テキスタイルデザインの仕事を見て感じたのです。

あと最近めっちゃ思うのは、やっぱ自分はビール好きなんやなと。
毎日飲んでもちっとも飽きない。他の酒も飲むけど、ビール要らんってならない。
この、ビール好きって気持ちを造り手としての細部にこだわる仕事のモチベーションに転換する。
これは自分だけじゃなくて、うちで一緒に働く人たちとも共有するには?
15年以上クラフトビール飲み続けて、7年仕事として作り続けて、
やっと形になってきたこの感覚なんですが、誰かと共有するってなるともう一歩前に進まんとなぁ。
最近は自社のブルワリーだけでなく、
他社のブルワリー立ち上げサポートなんかもありがたいことに始まってますが、
簡単にクラフトビールを作る、ということだけを無責任に拡散したらあかんなと。
思想や哲学が、商業的にブレたりしたくないと思いつつ、
厳しい現実を目の前にそんな事考えてます。

クラフトビールは人が作るもの。そこにはやっぱり信念がないとね。
posted by koji at 20:30| 大阪 ☁| Comment(0) | ジョブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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